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リスト教授による学生向け特別講演会を開催しました

2022年9月22日(木)、ICReDDは本学特任教授でマックス・プランク石炭研究所所長、2021年ノーベル賞受賞者のリスト教授による学生向け講演会を開催しました。北海道大学フロンティア科学研究棟・鈴木章ホールを会場に、オンラインと合わせたハイブリッド形式で開催された本講演には、会場90名以上、
オンライン上では約250名からのライブ参加がありました。

講演でリスト教授は、化学への興味が生まれたのは、「この世界のあらゆるものはどうやって動いているのだろう?」という壮大な問いの答えを見つけたいという幼少期からの強い想いがきっかけだったと説明しました。また、学生にとって貴重な視点となるような、リスト教授自身の学生時代のことや科学の道を歩んできた経緯なども話しました。最後に、リスト教授は研究内容の一部を紹介し、触媒研究におけるいくつかの壮大な挑戦について聴衆に考えさせ、講演会は終了しました。

続くQ&Aセッションでは、会場およびオンライン参加者から、ノーベル賞を受賞したこと、教育、逆境の乗り越え方、ワーク・ライフバランスや、実りある共同研究相手の見つけ方について等々、様々なトピックにわたる質問が寄せられました。

イベント終了後には、本講演会とは別に地元報道関係者へ向けての質問会も開かれました。