2ヶ月にわたり、江居竜先生のご指導のもとでGRRMを用いた反応経路計算に取り組みました。基礎的な知識、技能から応用まで幅広くご指導いただき、期間終了後も継続して議論を重ねていただいたことで、対象とした有機反応の詳細な機構が明らかとなり、Angew. Chem. Int. Ed誌に論文として発表することができました。
参加当初の私は計算化学は初心者の部類でしたが、GRRMを利用することで、反応経路や遷移状態構造を次々と算出することができ、その素早さや正確さ、そして手軽さに非常に驚きました。また、所属は実験系の研究室であるため、MANABIYA期間は理論研究室での生活を体験することができ、普段とは異なる視点で有機化学に触れる大変貴重な機会となりました。
本研修にあたり、GRRMのご指導をいただいた江先生、研究生活のご支援、ご協力をいただいた前田先生、美多先生をはじめ、オフィスの先生方、学生の皆様にも手厚いサポートをいただき深く感謝いたします。自身の研究のみならず、ICReDDで開催される講演会や美多先生のグループのBBQに参加させていただいたりと、非常に充実した2ヶ月間を過ごすことができました。
濱田 慎太郎
東京科学大学 物質理工学院 応用化学系 博士課程3年(当時)

