研究

気体分子を吸脱着する機能が期待される柔らかい多孔性結晶

ICReDDの研究者が理化学研究所(理研)創発物性科学研究センターや東京大学の研究者との共同研究で柔らかい多孔性結晶を開発しました。この研究成果は最近 Nature 誌に出版されました。

開発されたのは二つのリング状分子が鎖状につながったカテナン分子とコバルトイオンで作られた結晶です。この材料は多孔性を持ち、力を加えると形が簡単に変わり、力を抜くとまた元の形に戻るという独特な性質を持っています。その性質を利用し、指でつまんだり離したりすることで二酸化炭素などの気体分子を吸脱着する材料の開発が期待されています。

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