8月29日(木)、第2回ListプラットフォームシンポジウムをICReDD棟4階、ICReDDホールにて開催しました。
Listプラットフォームは、ICReDD主任研究者(PI)でマックス・プランク石炭研究所のベンジャミン・リスト特任教授/ユニバーシティプロフェッサーを中心とし、2023年4月より始動した共同研究プロジェクトです。計算科学やロボット・機械学習・人工知能などのDX技術との融合により、環境負荷やSDGsに配慮した次世代有機触媒(サステナブルDX触媒)の開発を飛躍的に進展させるとともに、その関連分野を連携研究として拡張・加速させることで、次世代有機触媒開発における世界的研究拠点としての地位確立を目指します。
シンポジウムはリスト先生による開会の挨拶に始まり、ICReDD教員4名及び招待講演者2名による講演が行われました。また、今回から設けたポスターセッションには22名の若手研究者が発表を行い、活発な意見交換により会場は大きな賑わいを見せていました。
シンポジウムへは道外からの参加登録もありましたが、当日の台風の影響により来札が叶わなくなった参加者のため、急きょ関係者へ向けてオンライン配信も行われました。参加者はオンライン含め78名となり、シンポジウムは盛会のうちに終了となりました。次回、第3回シンポジウムは2025年7月、リスト先生の原籍研究機関であるドイツ、マックス・プランク石炭研究所を訪問しての開催となる予定です。