ICReDDと北海道大学の研究者が、アキレス腱に相当する破壊応力とヤング率を持つセルロースハイドロゲルを作る方法を開発しました。
最初にアンチソルベントとしてエタノールを用いて作ったハイドロゲルを乾燥させ、再び水で復活させることでハイドロゲルの強度が増しました。エタノールを使用することにより、セルロース繊維ネットワークがより緩くなったため、DCC方法を用いて伸びた状態で乾燥させ、セルロース繊維を同じ方向に並べることができました。結果、繊維方向を揃えることで高い靭性を保ちながら破壊応力が高くなることがわかりました。この成果は生体高分子で作られたハイドロゲルのソフトエレクトロニクスや組織工学への応用を拡大する可能性があります。
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