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7ICReDD国際シンポジウムライジング スター プログラム〜を開催しました

ICReDDでは、若手研究者のスタートアップ支援のための拠点独自の助成金や、キャリアが比較的浅い段階からでも主任研究者(PI)としてラボを持つチャンスを開く「ジュニアPI」制度などを設け、ICReDDの若手研究者が自らの新しいアイデアを試し、主体的に研究に取り組める環境を整えています。

1月18(木)、19日(金)に開催された第7回ICReDD国際シンポジウムは、これまでに開催してきた定例の国際シンポジウムとは趣を異にし、ジュニアPIのみによる企画運営という初の試みによって「ライジングスタープログラム」と題され、実験科学、計算科学、情報科学の分野で精力的に活躍する若手研究者にスポットライトが当てられました。

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講演では合計13名の研究者(国内外から8名、ICReDDから5名)が登壇し、機械的力、光、人工知能などを始めとする様々な手法を用いた新しい化学反応や材料の開発について発表が行われました。うち1名は企業研究者であったこともあり、アカデミアとは違った視点からの話を聞く機会にも恵まれました。また、シンポジウム1日目のポスターセッションでは、22名が研究発表を行いました。

       

講演者のみならず参加者の多くもまた若手研究者であったため、2日間のプログラムを通して、講演中の質疑応答やポスターセッションはもとより、コーヒーブレイクや講演終了後もオープンな雰囲気は続き、若手同士が気兼ねなく活発に意見交換をしている様子が伺えました。

      

       

本シンポジウムの参加者数は165名(対面100名、オンライン65名)でした。ICReDDでは今後もJr. PI企画によるライジングスタープログラムを定期的に開催していく予定です。